ジョジョAdvent Calendar 7日目 ジョジョが教えてくれたこと

この記事はジョジョの奇妙な冒険 Advent Calendar 2013 - Adventarの7日目です。

土曜日中に書くつもりだったのが日曜日になってしまった…。
まあ、最終的に書けばよかろうなのだァーッ!ってことで。
ドイツ軍人は締め切りを過ぎてもうろたえないッ!


最近のジョジョでグッときたところは常秀のスタンド「ナット・キング・コール」とカツアゲロードの「オータム・リーブ」ですね。狙い過ぎ感があって、ニヤっとしてしまった。
やっぱ枯葉と言えば、ナット・キング・コールです。
ジョジョリオンスティール・ボール・ランより好きかもしれない。
やっぱ杜王町は良い。


さて、エンジニアはジョジョを読んだ方が良いと思う理由について、ちょっと書いてみようと思う。
一言でまとめて言うなら、エンジニアが持つべき精神というものと非常に親和性が高いからだ。


ジョジョの登場人物は基本的に前向きであり、過去の自分や運命を乗り越える事を非常に重視している。
これは性質が悪だろうが善だろうが変化ない。
自分自身の現状を認識し、迫ってくる運命を自分の意思で乗り越えることが重要だと表現されている。
問題があった時、それを乗り越えられるかどうかは最終的に自分の意思であり覚悟なのだ。
成長する気の無い奴は何も変わらないし何も掴めない。
成長する意思、乗り越える意思の大切さをジョジョは教えてくれるのだ。
日々、新しい技術をキャッチアップして成長し続けていかなければならないエンジニアにぴったりですね!


そして、ジョジョにおいて勝敗を決定付けるのは観察力や応用力だったりする所に、自分は面白さを感じている。
自分の能力が限られたものでも、得意とするフィールドに持ち込んだり、相手の心のスキを突くことで状況を打開する。
自分の出来ることを最大限に活かすことが大事であり、そのためには自分をちゃんと知ること、そして物事を良く観察し理解すること、それが重要であることをジョジョは教えてくれる。
エンジニアも応用の効く能力を身に付けるということが大事だということが良く分かります。


特にエンジニアにオススメしたいのは五部だ。
少人数のチームで成果を挙げるためのリーダーの在り方、自分が正しさに向かいたいという意思を持ち続けることの重要さを教えてくれる。
特に五部は台詞がカッコいい!

「覚悟はいいか?オレはできてる」
「『言葉』ではなく『心』で理解できた!」
「『覚悟』とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!」
「オレは「正しい」と思ったからやったんだ。後悔はない…こんな世界とはいえ オレは自分の『信じられる道』を歩いていたい!」

そう、SIerでエクセルと格闘して悶々とした日々を過ごしていた時、「信じられる道」を歩いていける自分になりたい、とそう思ってもっとプログラマーとして生きていける道を探すことが出来たのは、ジョジョを読んでいたからと言っても過言では無いかもしれないw

周りがユニットテスト書かないとかメンバーが新しい技術に興味が無いとかウォーターフォール至上主義の上司とか、中々正しいと思う事が出来ないって話を良く聞く業界ですが、正しさに向かう意思を失ったら辿り着く可能性は失われてしまう。
自分が信じられる道を歩くこと、歩こうとすることを止めないで居たいものです。

というわけで、無理にとは言いませんが、興味はあるけどまだ読んでないよーって人は五部までは読んでみることをオススメします。


次のジョジョ Advent Calendarはjune29さんです。

「我が心と行動に一点の曇りなし。全てが正義だ…」
To be continued...