俺史上最高のRubyKaigi 2018

仙台で行われたRubyKaigi 2018に参加してきました。 RubyKaigiは毎年最高のイベントなのですが、今年は総合的に今迄で最も良い体験ができたRubyKaigiでした。

実績解除

今回のRubyKaigiで初めてメインスピーカーとして登壇することができました。 私が初めてRubyKaigiに参加したのが、確か2011年で1stシーズンのFINALとして開催された時でした。 そして、その頃からずっとThe RubyKaigiのメインスピーカーというのは憧れの場であったのですが、7年の歳月を経て辿り着くことができたことを本当に嬉しく思っています。

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今回の発表内容は「Hijacking Ruby Syntax in Ruby」というタイトルで話をさせていただきました。

Asakusa.rbで雑談してたのが切っ掛けで、@tagomoris さんと盛り上がってRubyのダイナミックな機能を活用した様々なハックに手を出す機会があり、その内容を元に @tagomorisさんと二人で発表しました。 TracePointやRefinementsやBinding、そしてRubyに存在する様々なフックをこれでもかという程使った内容になっているので、それらの内容に興味がある人には是非資料を見ていただきたいですね。

会場の客足も良くて椅子が足りなくなるぐらいだったし、TLや後の懇親会での評判を聞く限りではかなり楽しんでもらえた様で、自分としても大成功だったと言って良いでしょう。 特に嬉しかったのが、Refinementsの作者であるShugo Maedaさんがブログで印象に残った発表として紹介してくれたことです。これはマジでめっちゃ嬉しい。

一緒に発表してくれた @tagomoris さんにも超感謝しております。ありがとうございました! & お疲れ様でした! (追記: モリスさんのエントリ)

その他のセッションについて

@maciejmensfeld さんのkarafkaについての発表は、普段の業務的にも気になる発表で、とても良い話でした。発表後の飲み会で質問が出来たのも良かった。 Karafka - Ruby Framework for Event Driven Architecture - RubyKaigi 2018

また、羽角さんのmruby/cについての発表は内容もさることながら、私としては憧れざるを得ないCOOLさがあって最高でした。RubyKaigiという場所で、私も大好きな日本酒である十旭日の話をするのはカッコ良過ぎですね。実際にmruby/cという新しい技術を使って旭日酒造さんとビジネス事例を生み出しているという点でも凄い話だと思います。(29BYはRubyが酒造に活用された十旭日らしいので、是が非でも飲まなければならない) Firmware programming with mruby/c - RubyKaigi 2018

後、金子さんのASTにカラム情報を入れて正確な位置情報を取れる様にするという仕事は可能性が色々広がりそうで、聞いていて楽しかった。 RNode with code positions - RubyKaigi 2018

仙台という場所

魚介メインで大分美味しいものが食べられた。ホヤ、牡蠣、穴子、どれも美味かった。 そしてお酒も美味い。日本の地方都市開催は多少お金はかかるかもしれないが、めっちゃ楽しめるので素晴らしいと思う。

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ジョジョ

仙台、つまりS市 杜王町ジョジョを愛して止まない自分としては、この町はRubyKaigiの場所として最高だった。 浮かれて3日間、ジョジョTシャツを毎日着てたぐらいです。ちなみに上着はSPW財団のジャケットを着てました。

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ちゃんと、吉良吉影の領収書も貰った!

RubyKaigi 2018 IN 仙台

RubyKaigiそのものの経験としても、初スピーカー実績解除できて最高だったし、仙台観光もできて美味しいものも食べれて最高だったし、むかでやで領収書も貰えて最高だった。 つまり、最高だった訳です。(語彙)

ありがとうRubyKaigi。来年も楽しみにしてます。

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