自宅サーバをHaswell機に更改 VT-dとかを試す

夏前にPCが二台ぶっ壊れてしまい、流石にそろそろ新しいマシンを組もうと久々にパーツまとめて買って自作する事にした。


せっかくなので出たてのHaswellを使ってみることに。


CPU: Core-i7 4770 (4770KはVT-dが無効になってるので)
MB: ASUS Z87-PRO
MEM: 32GB (8GBx4)
Intel SSD 520 240GB
まとめ買いの割引で大体総額10万弱ぐらいかな。


後はヤフオクで、IBM ServeRAID M1015を落札して購入。
以前買ってOpenIndianaでの稼動実績があるし、オクなら1万円しないので。
SASの口二つあって、SATA8台直で刺せるしSolarisでも動く。
新品でLSIのHBA買うと3、4万ぐらいかかるので、かなりお得。
とりあえず、ITファームウェアに書き換えて利用する。


その後、稼動してた自宅のストレージサーバを解体して、HDDを全部繋げ替えた。
12台を抜いて繋ぎ替えるのにめっちゃ疲れた。


以前からVMWare ESXiを利用していたので今回もESXiを入れる事にする。
KVMとかで運用しようかとも考えたが移行と管理が面倒だった。


ファームウェアを書き換えたServeRAIDを二枚刺して、VMWare ESXiのPCIパススルーの設定を行う。
これでRAIDカードが直接VM上のOpenIndianaに見えるはず。
HDDの認識は簡単に上手くいったので、後はzfsをimportすればほぼ移行は完了。
今回はこれが一番やりたかった。


別々になってたストレージサーバとVMサーバを集約したのでPC1台で済むようになった。
しかも動画のエンコード速度が倍ぐらいになって、最近のCPUのパワーを思い知った。
後、GentooVMが10秒ぐらいで起動するようになった。IntelSSDすげー。


実は作ってる途中メモリ16Gで動作確認し、後から16G追加したらマザボがぶっ壊れてしまい、初期不良の交換に行くというハイパー面倒なことになってしまった。
既にケースに入れてネジ止めしちゃってるしHDDも13台繋いだ後だったのに…。
おかげで、かなりの肉体労働をする羽目になったし、移行がちゃんと完了するのに2週間ぐらいかかった…。
やっぱ、自作は結構面倒だなーと思う。
とは言え、極端なマシン構成だと自作で組むのが一番安いのでどうしようもない。