社内TDDBCを開催してみたら、思ったより盛況だった

現在、私は出向中の身で、別の会社に常駐して仕事してるんですが、そこの基礎力向上のため社内でTDDBCをやらせてくれないか、と話しをしたらあっさりOKが出ました。


で、今日何とか開催する事が出来たので、レポートなど。


参加者は、出向先の会社のメンバーと弊社の関係者の合同で、大体20人ぐらい。
思っていたよりも大勢の参加者になったので、ちょっと驚きました。


元々、講師とTAは私一人になる予定だったので、これは大変だなーと思っていたんですが、TDDBC横浜で一緒にRubyのTAをやったtomy_kairaさんが手伝ってくれたので、何とか回すことが出来ました。ありがとうございます!


今回の大まかな流れは、

  • TDDそのものについての解説の講義
  • ペアプロのデモ
  • 演習とコードレビュー2回

とスタンダードな感じでやりました。

講義の時間は30分ぐらいで、資料作る時間が余り無かったので構成グダグダでしたが、何とか伝えたかった所は伝えられたと思います。
TDDが設計を助ける技であること、その心理的効果の大きさ、TDDにおけるテストが対象としているものは何か、実践する時に気を付ける事、その辺りを話しました。
発表資料は微妙な感じですが、一応張っておきます。



今回は、全体の技術レベルは本家TDDBC程高くは無い想定でいたので、あんまり複雑な話はしてません。
本家は時々、ブートし切ってる人が数名混じってますしw


その後のペアプロデモでは、仮実装、三角測量、明白な実装についての具体例を見せ、逐次解説を入れながら、今、TDDのサイクルのどこに居て何を確認しようとしてるのか、あたりを見せるような形でデモをしました。
後は、ペアプロの作法についていくつか解説をしました。
多分、講師役が一人だと、ここはかなり辛かったと思いますし、説明の抜け漏れが出ただろう可能性も高いので、tomyさんには非常に助けられました。


後は、演習の手助けと、設計についてのアドバイスという感じです。
お題は、TDDBC横浜第一回でsetoazusaさんが考えた打率計算のお題を拝借させてもらいました。
見通しが立て易く、段階的にサイクルを回す感覚が分かりやすいかなと思ったので、このお題にしました。


今回、こうやって社内で開催出来たのも、TDDBC横浜でスタッフとして参加させてもらった経験があったからこそなので、本家のTDDBCに感謝です。
また、今回の講義の内容など、かなりt_wadaさんの講義の影響も受けているので、裏で勝手にお世話になってますw ありがとうございました。


軽く、TDDBCやろうぜ、って感じで声かけたら20人ぐらい集まってくれたのも、非常に良かったです。
社内勉強会に積極的でない組織の話もかなり耳にするので、それなりの人数が、やる気を持って参加してくれたのは幸運なことです。


この流れは継続していきたいので、順序的に逆になっちゃってる感はありますが、次回は、社内でミニGit道場あたりをやれたらな、と思っています。