2014年を振り返るクソポエム

今年はどんなことをやってたのか思い返してみる。

パーフェクトRuby on Rails

外向きの大きな話はパーフェクトRuby on Railsの執筆。

Amazonにいくつか辛いレビューが並んでいるのだが、想像していた通りだとも言える。
そもそも書き始める前に決めたコンセプトでは、研修が一通り終わった新人が仕事でRailsで開発し始めるって時に読む本というのを想定している。

またパーフェクトシリーズの名前を冠しているが、書き始めから網羅性を高くすることは考えていなかった。
Railsの網羅性高い解説というのは、ほとんどRails Guidesの和訳にしかならない。Rails GuidesとAPIリファレンスを読む方が早いし正確だ。

というわけでパーフェクトシリーズの言語本とは少し趣が違うような感じになっている。


趣味でRailsを触るようになって8年ぐらいかな。まさか自分がRailsで本を出せるとは思ってなかったので嬉しかった。
まあ、その分疲れたけど…。

仕事とか

仕事は去年に引き続き客先常駐しつつ受託開発していた。
余りビジネス色の強くない変わった案件だったので比較的自由にやらせてもらえた。
常駐先の新人のコードレビューをめっちゃやってたのでコードリーディングのスピードが結構上がった気がする。
一方で、コードを書く速度が落ちた気がする。
人のコードの改善点を指摘してる内に、自分のコードの駄目な所も想像が付くようになったからだろうか、どうも「完璧主義の呪い」というものにハマっている気がする。
なんかガムシャラに一人で勉強して実践してってのを繰り返すにはそろそろ限界が見えてきたように感じている。
そういうのもあって、ちょっと年明けから環境を変えるつもり。
詳しいことについては、ちゃんとしてから書くかも。

読んだ本とか

今年は技術書よりSF小説を読んでたと思う。
去年グレッグ・イーガンにハマってからSF小説を読むスイッチが入ってしまった。
今年読んだ中で面白かったのは以下の通り。

他にもいくつか読んでるけどこの辺。

読んだ技術書の中でこれは良かったなーってのは「ハイパフォーマンス ブランザネットワーキング」かな。
無線LANの物理レイヤーの話からTCP輻輳制御からHTTP2に至るまで幅広いネットワークの技術をカバーしてて非常に勉強になった。

2015年に向けて

最近、何か作る意欲が減退傾向にあるのでちょっとモチベーションを取り戻していかんとなあと思っている。
Leap Motionとかラズパイ辺りに手を出してみるのもいいかもしれない。
仕事については、プログラマーとして仕事し始めて3年。ちょうど30歳にもなった所なので、これからどうするかを一回考え直す時期に来ていると思う。
来年4月辺りには結論を出しておきたい。