Agile Samurai Dojo Gathering 2012へ参加して思うこと

3/24はAgile Samurai Dojo Gatheringに参加してきました。
細かいレポートではなく、ただの感想ですが、書いておきたいと思います。


思えば、去年の9月、アジャイルサムライ他流試合に参加して、勢いだけでLTをやり、
アジャイルになろうとして悩む多くの人達と話をして、本格的に転職を決意したのでした。
そして、実際に今アジャイルに開発が出来る一歩が踏み出せたことを思うと、
アジャイルサムライという書籍は、私にとってまさにLife Changingな本です。
そんなアジャイルサムライをベースに、再び熱意溢れる開発者が集まったのが、
Agile Samurai Dojo Gathergingです。


前回は、ただ遠くから見ているだけだったアジャイルについて、
今回は、少しとはいえ実践している立場から議論に参加できたことが、
とても嬉しく思えました。
アジャイルって何なのか、自分なりの形をよりしっかり持つことができたようにも思います。
そして、去年から今日にかけて、色々なイベント・勉強会でお会いした多くの方々と、
改めて話しをする機会が得られた貴重な機会でした。


去年までエンプラ系のSIerに居て、正直な話、出始めのころの勉強会やこういうイベントの懇親会は、
ぼっち感が半端なかったので、若干トラウマになりそうでしたw
知り合いは居ないし、開発系にしてもアジャイルな話にしても、あんまり同種の仕事してる人は居ない。
何話せばいいんだろうと隅っこで聞き耳だけ立ててた感じです。
そんな中で、めげずに色々と参加している内に、ちょっとづつ知ってる人が増えて、
ああそんなにぼっちにならずに済むようになったんだなーと、
ちょっとそんなことを思いましたw
今回は、前職の同期も二人ほど参加していたし、「もう何も怖くない」って感じでした。
ちょっとしたことでしたが、これも私にとってはLife Changingです。

Agile is Hero Spirits

私は、アジャイルって精神だと思っています。
それは、少年漫画のヒーローのように、それは間違ってるんじゃないか、ということを正していきたい、
そういう精神から始まるものだと思っています。
アジャイル厨二病歓迎なんですよ。
そして、そういうスーパーヒーローを目指す心が改善の精神であり、
それがアジャイルの精神に繋がるということを、今日の締めセッションで、マスター・ニシムラ先生が語ってくれたように思います。
アジャイルたろうとすることは、改善に熱心であることであり、勉強熱心であり、誠実であろうとすることです。
そういうエンジニアと議論が出来る場があり、そこに居合わせることができたことは、とても幸運なことでした。


私は、何者でもないただのアジャイル好きで、全然大したこともできません。
ビアバッシュで、Fishbowlに指名されて、何もちゃんとしたコードが書けず、
「ああ、もうだめだ死のう」ぐらいに思う程度です。
ええ、多分Googleが無いと、普段書いてるRubyだって満足に書けない感じです。
それでも、去年と比べて、一歩は踏み出せているかなと思ってます。
去年まで、何もやれてなかった。本当にただ素振りしてるだけだったので。
まだまだ、成長できてんのか分かりませんが、
とりあえず一歩は進んでいる。それを感じることが出来ました。
次の一歩を継続して歩んでいけるように、これからも熱きサムライのエネルギーに触れていけたらなと思っています。

Thanks for the Amazing Book

今回、Agile Japanの時に絡めなかった原作者Jonathanと、ツーショットをとってもらい、
アジャイルサムライを世に送り出してくれた御礼を伝えられただけでも、このイベントに参加して良かったと思います。
シンプルで、分かりやすく、しかし、アジャイルの道はけして簡単なものじゃないことを教えてくれたアジャイルサムライという書籍を、
世に送りだしてくれたJonathanに感謝を!


I wanna be Real Agile Samurai!