P4Dハッカソンに参加してきた

12/4は、P4Dハッカソンに参加してきました。

イベント概要

P4Dハッカソンとは、satococoaさんが主催されている、
デザイナーのためのプログラミング勉強会(P4D)の一貫として、
エンジニアとデザイナがペアを組んで、一日で何か作ってリリースしよう、というイベントでした。


私は、overislandjpさんと組んで、エンジニアとして参加しました。
overislandjpさんは、Lindocというソーシャル電子書籍サービスのデザインをされています。


私は参加していなかったのですが、
前回はデザイナーのためのgit勉強会として、githubを使ったコワークについて勉強していたようなので、
今回は、githubをベースにしたコワークを採用していたチームがほとんどだったと思います。


我々のチームもgithubリポジトリでデータをやり取りし、
ブランチをマージすることで、成果物をまとめていくやり方を採用しました。

今回感じたこと

今回このイベントに参加できて、最も良かったこと、
それはデザイナーの凄さ、デザインの持つ力を実感できたことです。

デザインの持つ力

1日で書き始めからリリースまで持っていくので、
それほど複雑な機能を実装することは出来ません。
なので、単機能に絞ったシンプルなアプリ・サービスの中で、
どうやって役に立つようなものを作るか、という感じになります。


こういうシンプルなサービスを作る場だったからこそ、
デザインの持つ力というものをまざまざと感じることができました。


実際、自分一人で作ったら、なんてチンケな代物なんだと思うようなものなんですが、
しっかりしたデザインが上に乗ることで、
サービスの完成度、使いやすさの印象ががらっと変わります。
デザイナーの力でサービスの魅力が何倍にもなるのだと実感できるものでした。


これは、アジャイル開発などで、プロトタイプを作ってα版のデモ等をする際にも、
大きく関わってくることじゃないかなとチラっと思ったり。
(そんな簡単なことじゃないと思うけど)

今回の成果

最後に、今回の成果について書いておこうと思います。

私とoverislandjpさんで今日リリースしたサービスはこれ。


ゆるリマ


日常のToDoリストに登録するのも面倒だったり忘れたりしそうな些事を、
ゆるーく思い出すためのサービスです。


暇な時にちらっと一瞥して、忘れてたことを思い出せればラッキー、
ぐらいのゆるーいリマインダーです。
登録も何も無く、日常のよくある忘れ物が、
ダラダラと流れ続けます。
今、登録されてるのは40種類ぐらいかな。


流れるキーワードを見て、もやっとしてることを思い出してもらえるといいね、
というコンセプトで作っています。


今回、1日で確実にリリースするために、
イデアを出す段階で、かなり機能的に絞った案に限定したため、
参加者の中でも、最も実装が簡単な部類に入ります。
他の参加者の方々を見ると、1日でよくぞここまで、というようなものを作っていらっしゃったのですが、
その分、想定していたところまで実装が間に合わなかったチームもいくつかありました。


私達のチームは、コワークが上手くいくことと、1日でアイデアを消化しきることを
念頭に置いていたため、かなり保守的な選択になってしまいました。
それでも、herokuで動かす段階でこけたり、
表示の仕方で無駄に悩んだりしたので、そんなに余裕じゃなかったのが
情けないところですが。


一方で、るりまの記事でグッと注目度が上がったPadrinoを初めて触ってみたり、
coffeescriptペアプロっぽいことをしてみたりと、
実装以外の所で、ちょっとチャレンジって感じのことはしてみました。


改良して、それぞれの個人向けにカスタマイズできれば、
もうちょっと使えるようになるかなー。
herokuの無料プランじゃ持たなくなるようなことになれば、御の字なんですがw



他の参加者の成果

satococoaさんから終了間際に無茶ぶりされたので、
githubwikiページにそれぞれの参加者の成果物をまとめることになりそうです。


まとめが出来たら、後日Twitterとこのブログで告知しますので、
興味のある方は是非見て、そして使ってみてください。

参加者の皆様へ

まとめるのが楽になるので、
サービス名とURLを(リリース済みの場合)私のTwitterアカウントまで、
mentionかDMしてくれると非常に助かりますw