TDDBC横浜にスタッフとして参加してきた


11/5に開催されたTDDBC横浜にスタッフ、そしてRubyのTAとして参加してきた。
ちょくちょく出席しているYokohama.rbというRubyの地域コミュニティで、
協力してくれるスタッフの募集があったため、手を挙げさせてもらったのが、参加の経緯。


内容の詳細については、勉強会まとめ職人の方が素晴らしいまとめ記事を書いてくれているので、
そちらにお任せして、TAとして参加したことの感想について書いてみる。


ちなみに、和田さんの基調講演のメモはがっつり取ったので、昨日の記事にアップしている。
講演の中でも特に、テストという言葉の定義については、非常に勉強になった。
確かに〜〜テストという言い方は数あれど、組織・文化によって意味しているところは違う。
TDDという開発・設計法を取るにあたってのテストが何を意味し、
何を目的としているのか、分かっているようで曖昧なものだったかもしれない。

TAとして参加して

今回、Rubyの参加者が多いこともあって、RubyのTA二人目として参加させてもらった。
yokohama.rbからスタッフ参加しているメンバーが多かったため、結果として
RubyのTAが4人ぐらい居るという無駄にリッチな構成になっていたがw


TDDの勉強は一応やっては居るものの、Ruby力も大したこと無い私が、
TAなんて出来るんだろうかと、当日まではかなり不安があったのだが、
実際やってみると、色々なペアのテストコードの書き方が見られるて勉強になるし、
何かを伝える時にも、自分の中で改めて考え直してから伝えることになるので、
TDDというものを捉え直すいい切っ掛けになったと思う。


rspecのちょっとした使い方や、Rubyそのものへの質問等、
いくつかアドバイス的なことは出来たと思うが、
ペアの技術力がしっかりしているからか、
TAとして口を出すようなことはそんなに無かったとも言えるw
少しでも参加者の皆さんの役に立てていれば良いのだが・・・。


テストコードの書き方で悩んでいても、ペアで話をして解決していく様を目の当たりにして、
ペアプロすげー、と感じた。
また、参加者を見ていて、そして最後のふりかえりの感想からも、ペアプロの楽しさが伝わってきた。


今回、TAとして参加したことで一つ残念だったことは、
ペアプロが出来なかったことだ。
ペアプロは中々仕事で実践できないことも多いし、
私のように、ぼっちでコード書いてると絶対にやれないことなので、
TDDBCのような機会は非常に貴重だと思っている。
懇親会でも、ペアプロがやりたいからTDDBCに来る参加者も少なくないという話を聞いた。
今度は自分も是非ペアプロをやってみたいものだ。

TDDBCの非常に良い点

TDDBCの貴重な点は、様々な言語を実際に使っている人が書いた生のコードを、
その場で見て、レビューしたりされたりという機会が得られることにある。


Javaのちょっとした気をつけなきゃいけない点、EclipsejUnitでの開発の流れ、
PHPプログラマーの開発環境、F#のパターンマッチのパワー、Groovyのテストコードの綺麗さ、
C/C++の文字列操作のハマりポイント、諸々。


私は基本が趣味なので、基礎の勉強ぐらいはしているが、Ruby以外のコードを読み書きする機会はあまり無い。
なので、TDDBCのように様々な言語による生きたコード、
シミュレーションとは言え、目的を達成するために書かれたコードを見る機会が得られたことは、
とても嬉しく思っている。




TAとしての参加、そしてTDDBCが持つパワーに触れて、とても充実した1日だったと思う。
今回、TDDBCにスタッフとして参加する機会を与えてくれた、主催者のsetoazusaさんとYokohama.rbに感謝を。